名探偵コナン ネタバレ

【名探偵コナン】ジェットコースター上でピアノ線殺人は可能か考察!

名探偵コナンの第一話目に登場する事件として超重要な「ジェットコースター殺人事件」。実はこのトリックとしてピアノ線で殺人が行われるのですが、ピアノ線で殺人なんて可能なのでしょうか?

ジェットコースターに乗るたびに思い出してしまうトラウマ物の事件ですが、ピアノ線の殺傷能力について少し考察したいと思います。

ピアノ線ってそもそも何?

出典:ピアノ調律修理110番

ピアノ線とは、ピアノに使われる鋼線です。ピアノに馴染みのある方なら、ピアノの中を見たことがあるかもしれませんが、その時にはっきりと線が張られているのがわかります。

これら銅線は70~80キロの力で引っ張られているんです。強力な力で引っ張られても切れないのは、強度が高いからです。この線をハンマーで叩くことで音を出しています。

名探偵コナンの劇中で、工藤新一が「ピアノ線か鋼鉄線で殺害した」という話をしますが(結局凶器はピアノ線だったわけですが)、鋼鉄線とピアノ線とは全く似て非なるものです。

ピアノ線は手間暇かけて不純物を取り除かれている高級材料ですが、鋼鉄線は一般的な材料です。ネックレスによく使用されるのは、それだけ頑丈で、不純物が取り除かれている分見た目も美しいからなのかもしれません。

ピアノ線で殺人は可能か?(考察)

先ほどご説明したように、

  • ピアノ線はかなり頑丈です。
  • また、しっかりメンテナンスすれば100年も持つ素材です。

さらに、

絞首刑の道具としても使われた(ヒトラー暗殺計画など)。

Wikipediaより

とあるように、人間の首を吊り上げることもできるようなのです。とすると、ジェットコースターの速度を加味すれば、ジェットコースター殺人事件でのトリックのように、首を吹き飛ばすくらいはできそうな気がしてきますね。

セーフティーバーがなければ、体ごと持っていかれることもあり得ます。ピアノ線に罪はありませんが、なんて恐ろしい線なんだ…と思ってしまいます。ミステリー事件のトリックによく登場するのも納得です。

【参考】ジェットコースターで起きた殺人事件

名探偵コナン第1話のジェットコースター殺人事件についておさらいしたいという方向けに、殺人事件の概要とトリックについて載せておきます!

高校生探偵であり、帝丹高校2年の工藤新一と、その友人(というか彼女?)の毛利蘭は、米花市内にあるアミューズメントパークであるトロピカルランドに出かけます。

そこで、ミステリーコースターというジェットコースターに乗るのですが、そこで殺人事件が…!ジェットコースターが戻ってきて止まると、なんと新一の後ろの席に座っていた、チャラい大学生と思われる男性の首が吹っ飛んでいて、ものすごい血しぶきが出ています。

私はこのシーンを小学生の時にアニメで見ましたし、マンガでも読みましたが、かなりトラウマで忘れられません(笑)。わりとグロテスクです。

事件となれば黙ってられない工藤新一は、早速事件解決に向けて取り掛かります。

【参考】ジェットコースターでのトリック

新一は、殺人事件解決に取り掛かりますが…あっという間に、トリックを解いて、「犯人はあなたです!」と犯人も突き止めます。犯人は、ジェットコースターで新一の目の前に座っていた女性でした。

実はこの女性、ジェットコースターに乗る前に、新一と話を交わしています。新一はこの女性の手を握っただけで、「体操部に入っていますね」と言い当てていました(その人のスカートが捲れたときに、段違い平行棒特有のあざを見ていたからなのですが…)。

そのトリックはこのような感じです。使用したのは、

  • ハンドバッグ
  • パールのネックレスに使われていたピアノ線
  • ピアノ線の先につけるフック(金具)
  • 体操部としての抜群のバランス能力

以上です。その女性は、ジェットコースターの発車前、座席に座るときに、持っていた小さなハンドバッグを背中に押し当てて乗ります

すると、ジェットコースターのセーフティーバーが上から降りてきて体を固定されても、背中にバッグがある分、隙間ができて、するっと体を前に滑らせてすり抜けることができます。

体を自由にした後は、そのセーフティーバーに足をかけて後ろ向きに膝立ちして体を伸ばし、新一を挟んで2列後ろの男性の首に、ネックレスに使っていた輪にしたピアノ線をかけます

あとは、ピアノ線の先につけたフックをジェットコースターのレールにひっかければ、あとはジェットコースターのスピードとパワーで男性の首をふっとばしてくれる、というわけです。恐ろしいですね。これを、ジェットコースターがトンネルに入った瞬間に実行します。

いくらなんでも…、と考えてしまいますが、その発想の豊かさに当時は小学生ながら脱帽していました。それでコナンにハマったのですね~(^^;

ちなみにこの女性の殺人の動機は、その男性に捨てられたから、です。痴情のもつれは怖いですね。

【参考】ジェットコースターに乗る黒の組織は?

ちなみに、このジェットコースターの最後尾には、「黒の組織」という超巨大な悪の組織の一味である、ジンとウォッカが乗っています。まさか、その後、新一とこの2人の運命が大きく交差するとは誰しも予想していなかったでしょうね…。

ある意味、こんなにリラックスしたジンとウォッカを見られるのは、名探偵コナン史上、後にも先にもこのシーンだけだと思います。何人もの人間を平気で殺してしまうような2人が仲良くジェットコースターに乗るなんて、その後を知っている人には考えられないことでしょう。

まとめ

名探偵コナン第一話で登場するジェットコースター殺人事件のトリック、ジェットコースター上でピアノ線を使って殺人を犯すことは可能か、について考察してきました。結論としては、

  • ピアノ線がかなり高強度
  • ピアノとしてはしっかりメンテナンスすれば100年持つ
  • 絞首刑に使用されていたほど丈夫

というピアノ線の強度・耐久性・疲労強度、ジェットコースターの速度を併せて考えれば可能なのではないか、と思われます。しかし、暗闇の中、セーフティーバーをすり抜けて後ろ向きになってピアノ線を首にかけるということをしないといけませんので、かなり自分自身もリスクです…。

というものでしたね。名探偵コナンの初期の事件は、わりとグロテスクなものが多いですが、その分トリックが痛快に面白いです(現実的かどうかは別として)。今の名探偵コナンの事件のトリックと比べると、さらにおもしろいかもしれませんね!